認知症高齢者の財産被害、半数は親族が「加害者」
◆認知症高齢者の財産被害、半数は親族が「加害者」
認知症(痴呆症)の高齢者が受けた預金引き出しなどの財産被害の半分は、
子どもなど親族によるものだった――。各地の福祉活動を支援している全国
社会福祉協議会(全社協)のアンケートで、こんな実態が浮かび上がった。
アンケートでは、無断での預貯金引き出しや不動産処分など、財産被害が
確認された約700例の「加害者」を調べたところ、子どもが34.5%と最多。
きょうだい(4.4%)やその他の親族(7.8%)などと合わせると、親族が
49.9%に上った。友人や近隣住民も15.0%あり、訪問販売など悪質商法によ
る被害は23.2%だった。
個別ケースでは、(1)唯一の親族のめいが5000万円を自分の事業に流用(2)
義理の妹夫婦が土地と建物に根抵当を付け800万円を借り入れ――など高額
被害も見られた。
全社協は「身内による被害は見極めが難しい上、本人に被害の認識がなく
救済できないこともある。実際の被害はもっと広がっている可能性が高い」
としている。
TITLE:NIKKEI NET:主要ニュース
DATE:2005/09/15 00:36
URL:http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050914STXKD043114092005.html
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